6-3-2

眼瞼や涙器の病気

No. 箇所 病名
6-3-2 眼瞼や涙器の病気 麦粒腫・霰粒腫
眼瞼下垂

眼瞼や涙器の病気

麦粒腫・霰粒腫(ばくりゅうしゅ・さんりゅうしゅ)

麦粒腫は俗に「ものもらい」と呼ばれる病気です。汗を出す腺やまつげの毛根に感染した場合を外麦粒腫、マイボーム腺の感染を内麦粒腫と呼びます。
原因は細菌感染によるもので、初めはまぶたに局所的な赤みが出現し、しばしば軽度の傷みやかゆみを伴います。炎症が強くなってくると、赤み・腫れ・痛みが強くなり、化膿が進むと腫れた部分が自然に破れて膿が出る場合も。膿が出てしまえば、症状は回復に向かいます。

麦粒腫が細菌感染する一方、細菌感染を伴わない無菌性の炎症が霰粒腫です。まぶたにあるマイボーム腺の出口がつまって慢性的な炎症が起きた結果、肉芽腫という塊が発生する病気です。まぶたの腫れや異物感が現れますが、典型例では痛みも赤みもなく、まぶたにコロコロしたできもの(腫瘤)が発生します。炎症を伴った場合は麦粒腫と似た症状が出ることがあり、これを急性霰粒腫と呼びます。


参考資料(書籍名やWEBサイトなど)

日本眼科学会:目の病気 麦粒腫
日本眼科学会:目の病気 霰粒腫

眼瞼や涙器の病気

眼瞼下垂(がんけんかすい)

眼瞼下垂とは、目を開いたときに上眼瞼縁が正常の位置(角膜の上方が少し隠れる高さ)より下がっている状態をいいます。このことにより、上方の視野が狭く感じられたり、外見が悪くなったりといった不都合が起こります。

原因は大きく、先天性と後天性に分けられます。
先天性眼瞼下垂は出生直後からみられ、日を追って少しずつ開くようになります。また、後天性眼瞼下垂では加齢性(老人性)眼瞼下垂がもっとも多くみられます。


参考資料(書籍名やWEBサイトなど)

日本眼科学会:目の病気 眼瞼下垂