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屈折矯正(くっせつきょうせい)

近年増加している、レーザーによって角膜(黒目)の形状を変化させ、矯正する手術。エキシマレーザーという装置の開発により、従来の方法と比較して非常に高い精度での屈折異常の矯正が可能になってきました。

エキシマレーザー手術には、角膜表面を切除する光学的角膜表層切除術(PRK)や、角膜のフラップを作製してからレーザー照射を行うレーシック(LASIK)などがあります。もともと角膜が薄い、近視の度数が強い、白内障があるなどの場合は手術ができないケースもあります。

手術によって角膜の中央6mm程度の近視は治りますが、その周辺の状態は変わりません。そのため、夜に瞳孔が大きくなると、残っている近視の光が目の中に入ってきてしまい、光に後光がさしたような輪が見える現象(ハロー)や光が広がって眩しく見える現象(グレア)を感じるようになります。術後の時間経過により慣れてきますが、最初の数ヶ月は気になる場合があります。


参考資料(書籍名やWEBサイトなど)

日本眼科学会:目の病気 屈折矯正手術

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コンタクトレンズ障害(こんたくとれんずしょうがい)

1991年に使い捨てソフトコンタクトレンズが発売されてから、コンタクトレンズ(CL)装用者が急増しました。CL装用人口は全国で1500万~1800万人ともいわれ、国民の10人に1人がCLを装用していると推測されています。それに伴いCLによる眼障害が急増し、CL装用者の10人に1人に眼障害が生じていると推測されています。その背景にはケア方法が簡便になったことやCL量販店の安売り販売、そしてインターネット販売の普及などがあります。

CL装用により角膜の表面が覆われるることで、涙液中の酸素が不足し、角膜が酸素不足に陥ります。それにより角膜は傷付きやすく、また感染症を起こしやすくなり、最終的には眼障害につながります。酸素不足以外にも、感染・レンズの汚れ・機械的な刺激・アレルギー・ドライアイなどが原因となり、眼障害が引き起こされます。


参考資料(書籍名やWEBサイトなど)

日本眼科学会:目の病気 コンタクトレンズ障害

その他

斜視・弱視(しゃし・じゃくし)

斜視とは両眼の視線が合わなくなる病気で、人口の約3%にみられるとする統計もあり、決して珍しい病気ではありません。子どものうちに症状が現れ気付くことが多いですが、大したことはないと考えて眼科医にかからないまま大人になってしまう場合もあります。さらに、眼科医にかかっても眼鏡をかけて調子が良くなったり、斜視の手術をするとそれだけで治ってしまったと考え、治療や定期検診を中断してしまう患者さんも多くいます。

また斜視は、眼鏡をかけても視力が上がらない弱視の原因のひとつでもあります。斜視があることでものがふたつに見えたり、ずれた側の目で見る像がぼやけるなどがきっかけとなって、子どもが無意識のうちにその目を使わなくなって視力の発達が妨げられます。


参考資料(書籍名やWEBサイトなど)

斜視 - 目の病気百科|参天製薬
弱視 - 目の病気百科|参天製薬
日本眼科学会:目の病気 子供の斜視
日本眼科学会:目の病気 大人の斜視
日本眼科学会:目の病気 弱視

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色覚異常(しきかくいじょう)

色覚異常には、先天色覚異常と後天色覚異常があります。先天色覚異常は遺伝による錐体視物質の異常でX連鎖性遺伝(伴性劣性遺伝)をし、日本人での頻度は男性の約5%、女性の0.2%です。それ以外の原因、たとえば目や脳内の病気などによる色覚障害を後天色覚異常といいます。

先天性色覚異常では隣り合った色などが見分けにくいことがあり、見るものが小さいときやちらっと見ただけのとき、暗いところなどで起こりやすいです。ただ、注意深く見たときには間違えることが少ないため、どの色を誤りやすいか理解することが大切です。間違いやすさは色覚異常の種類や本人の自覚によって個人差があります。

仮性同色表(色覚検査表)だけでは確定診断まではできないため、診断にはアノマロスコープという特殊な検査機器を用います。


参考資料(書籍名やWEBサイトなど)

色覚異常 - 目の病気百科|参天製薬
日本眼科学会:目の病気 色覚異常

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眼精疲労(がんせいひろう)

眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。

継続的な視作業のほか、パソコンなどを使用するVDT作業や度の合わない眼鏡の着用、さらには緑内障、白内障によって眼性疲労が出現することもあります。全身疾患に伴うもの、心因性のもの、環境によるものなど、眼精疲労をもたらす要因は非常に多岐にわたります。


参考資料(書籍名やWEBサイトなど)

日本眼科学会:目の病気 眼精疲労