Section 7

主要な機器と検査方法

光学式眼軸長測定装置

光学式眼軸長測定装置 OA-2000

◉型番

OA-2000

◉寸法

300(W) x 490D) x 450(H)

検査の目的

超音波式と異なり、非接触で眼軸長の測定ができる装置です。主に白内障手術の時に使う眼内レンズの度数を決めるために用いられるほか、小児の眼軸測定や超眼軸による強度近視の際に使用されます。

眼軸長の測定誤差は、白内障術後における屈折誤差(見え方の誤差)に影響する要因のひとつであり、術後屈折誤差を減少させるためにも、眼軸長の測定精度を向上させることはとても重要なことです。

従来の超音波Aモード法による眼軸長測定は接触式測定であるため、点眼麻酔が必要なことや、測定値のばらつきおよび眼球圧迫による測定誤差が生じるなどの問題点がありました。その問題を改善したのが、非接触型眼軸長測定装置による高精度な光学式眼軸測定です。ただし、過熟白内障などの症例では測定不能となる場合があります。

※光学式眼軸長測定では、角膜頂点から網膜色素上皮までを計測し、機器内部で角膜頂点から網膜内境界膜までの測定値に変換したものを眼軸長として表示します。

検査の流れ

測定者と患者さんは器機を挟んで向かい合って座ります。

患者さんに器機の中の光を固視してもらい、レーザー光を直接中心窩に当てて、その反射光を解析して計測します。

検査でわかること

"眼軸長のほか、測定器機によっては前房深度・瞳孔径・角膜径・角膜屈折力・角膜厚・水晶体厚などもわかります。

関連知識

◉眼内レンズ度数計算について

眼軸長測定するだけでは、白内障手術に必要な眼内レンズを選択することができません。測定したデータを用いて眼内レンズ度数計算を行います。

眼内レンズ度数計算式は複数あり、眼軸長や各計算式の特性、使用する眼内レンズの種類、医師の判断により使い分けがされています。